| 実際はデコボコした天然石や人工大理石の表面を石専用の液剤で研摩、塗り込み汚れの侵入を防ぎます。 |
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浸透性吸水防止コートでは、特殊シリコンを石材(大理石、御影石など)の内部に浸透させることにより、汚れや水の染み込みを抑えることができます。
施工前と外観は、ほぼ変わりませんが、雨水や汚れが石材の表面に付くことはあっても、石材内部に入り込み、シミになることはありません。 |
●汚れ付着テスト
(コーヒー、オレンジジュース、しょう油)
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| コーティング剤 塗布 |
1時間後拭き取り |
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| コーティング剤 無塗布 |
1時間後拭き取り |
はじめに
石材と聞くと何を連想するでしょう?
ほとんどの人が『硬くて丈夫な建材』と思うのではないでしょうか?
確かに耐久性のある建築材料の一つですが、現在建築に使用されている天然石のほとんどは、価格や建物の重量の関係から、原石を薄くカットして貼り石として使用されています。そのため本来の石が持つ耐久性は望めない。また薄く加工する事によって様々なトラブルが発生しています。
天然石の性質を見極める
石は、大きく分けると火成岩(御影石)・堆積岩(砂岩)・変成岩(大理石)の3つに分けられどれも数百万年かけて造られた天然の芸術品です。
しかし形成されるまでの過程や含まれる鉱物がそれぞれ違うため、性質もそれぞれ違う事を認識し、使用場所やメンテナンス・保護処理を行わなければ天然石の美しさを失ってしまうのです。
ストーンコート(浸透性吸水防止剤)
石材は吸水性があるため、汚れ・エフロ・凍害・中性化による劣化等のトラブルが発生します。また常に水の補給があったり、湿気が多い場所では、カビや藻が発生し美観上や菌類による健康上の問題を招く事があります。そこで防水や吸水処理を行う事で、それらのトラブルを防ぐことができます。
浸透性吸水防止剤は、基材の吸水率を大幅に低下させ、水の浸入によって起こる様々なトラブルを防止する為に開発された製品です。
■石材の吸水率を下げることで保護!
浸透性吸水防止剤とは、字の如く溶剤を素材に浸透させ吸水率を大幅に低下させる保護剤のことです。
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右半分にストーンコートを塗布していますが、塗布後よく乾燥させると施工前と全くといっていいほど風合いは変わりません。 |
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右半分にストーンコートを塗布し、水をスプレーでかけてみました。ストーンコートを塗布した部分だけは吸水しないのが分かります。 |
■撥水性との違い
撥水性とは、表面の撥水を目的にしているコーティング剤なので、表面の効果がなくなれば躯体は吸水をはじめます。吸水防止剤は撥水を目的としているわけではないので、石材の場合は躯体自体が削れない限り吸水防止効果は持続します。
撥水タイプとは、ニスなどのように建材の表面だけをコーティングするタイプで、表面のコーティング部が剥がれ落ちると効果は徐々に失われていきます。
それとは対照的に浸透タイプは、石材の中にコーティング剤が浸透することで、表面だけの保護ではない分効果も長持ちします。また、石材当初の風合いを出来るだけ長く保ちながら汚れから守ります。
1.素材の風合いがそのまま生きる
ストーンコートは素材の内部に浸透しその主成分(シリコーン)が化学結合して耐久性のある吸水防止層を形成します。塗膜タイプとは違い素材の質感を大きく変えないため、天然石、コンクリートなどの表情をそのまま生かした仕上げ剤です
2.高耐久性
一般の撥水剤の様に表面撥水を目的とした製品ではなく、素材内部で科学結合するので紫外線による劣化を受けにくいので長期間に渡って素材を保護し続けます。
3.エフロ防止効果
タイル目地・石材・レンガなどから発生するエフロをストーンコートを塗布することで防止・抑圧します。クラックが原因によるエフロは防止できませんが美観を維持するには最適な保護剤です。
4.空気を通す
石材は常に呼吸しておりますが、保護剤によっては塗布することにより呼吸を止めてしまう場合があります。しかしストーンコートは呼吸を止めないので、塗布しても通気性は確保されます。
耐久性
〜高耐久性&高吸水防止効果〜
ストーンコートを塗布すると建材に浸透するため、塗布面が削れない限りその建材などには、その差が顕著に現れるようです。
一般の撥水剤のように、表面撥水を目的とした製品ではなく、素材本体を緻密にして吸水性を低下させるため、表面の撥水効果が失われても耐久性のある防汚効果は持続します。
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高耐久性&高吸水防止効果で防汚効果が長持ちします。 |
エフロ(白華)防止
〜エフロ&吸い上げ防止効果〜
エフロ現象が現れやすい場所は、浴槽や建物の北側、玄関のタイル目地などが挙げられます。特に梅雨には、連日の雨により大量の水分が建材に染み込み、内部のアクが溶け出してしまいます。
ストーンコートを、石張り施工前に石材(御影石・大理石・ライムストーン・砂岩)の表面と小口に浸透させると、側面及び裏面の吸い上げ現象によって発生する濡れ模様やエフロ(白華)現象を防止します。
通気性
〜石材の呼吸を妨げない〜
石材は常に呼吸しており、保護剤を塗布すると呼吸を妨げる商品が中にはあります。呼吸を止めることにより建材の劣化を早めたり、美観を損なうこともあります。そのような理由から石材をはじめ木材などは適した保護剤を選択しなければいけません。ストーンコートは呼吸を妨げないので建築時の状態を長持ちさせます。
自然な風合い
〜塗布しても素材の風合いはそのままに〜
ストーンコートは塗膜タイプではなく浸透タイプのため、目に見えないバリアを作ります。このバリアは、ストーンコートを石材に塗布すると基材の内部に浸透し、その主成分(シリコーン)が毛細管に化学結合して耐久性のある吸水防止層を形成します。この吸水防止層は、塗膜ではないため水は通しませんが、気体は通す優れものです。
また、従来の保護剤とは違い塗膜しないので吸水を防止すると同時に、自然な風合いを維持します。石材などは施工後、塗膜しないので塗布しているかどうかは全くと言っていいほどかわりません。素材の風合いはそのままに吸水を防止するので美観維持には最適な保護剤です。